#これまでの人生まとめ

生きてることに感謝。

17歳。きっかけ。

あれからなんだかんだ、実家にも

帰るようになったり帰れば会話をするように

なったり少しずつだけど前よりも

家族とのコミュニケーションはふえた。


そしてまたある時。

なんか体の違和感を覚え、お母さんに

相談をしたら一緒に病院へ行こう。となり

病院へ行った。

病院へ着いて何故か尿検査。

すると検査結果は陽性。

妊娠をしていた。

相手は誰だかそっこうでわかったけど

その少し前に私から彼氏をふっていた。


病院を出てお母さんが一言。

こうなる気がしてた。と、、

とりあえずお父さんに話しとくね。と。


怒られることもなく責められることもなく

何かを聞かれる訳でもなかった。


次病院へ行く日。

産婦人科にいきそこにはお腹の大きいお母さん。

赤ちゃんを抱っこしてるお母さん。

なんかとてつもなく私が居てはいけない

雰囲気のとこだった。

髪も明るく爪も長く明らかに10代の私は

みんなから冷たい目で見られてた気がする。

気がするだけだけど。

自分の診察の出番がきて何をするのか

何を話すのかわからなくて変な緊張をした。

先生も看護師さんも優しくてエコーと

言うものをその時初めて見た。

自分のお腹に赤ちゃんがいると確信し

その一瞬の時間で私はすごく母性を感じた。

この子に会いたい!私育てたい!と。


それからして家へ帰宅して両親と私で話し合い。


そう簡単ではない事。相手の事。

もう今までのようにはいかない事。

ただそれでもあの時からの覚悟は

変わらない。

むしろ私産まなきゃいけないとも思った。

そしてなにしろ会いたい。と。


最終的に両親は、反対もせず

応援する。協力する。と言ってくれた。


この時の自分の選択肢は揺るがなく

すべてを捨てる覚悟だった。


それからは、風俗はやめ

その時の関係してた友達や知り合いとも

距離を置くようになり親の協力のもと

アパートをひきはらい実家に帰り

臨月までは実家から元々働いてた飲み屋のバイト

に通っていた。

家にいる時は、家事をすべてして

今の自分にできることだけを考えてた。


子供の父親の事に関しては

両親は子供できたこと伝えて認知だけでも。

とは言っていたけど私は相手も私と同じ年で

若いしこれからのその人の人生を台無しに

したくなかった。

産むと決めたのは私の勝手だから。

だから産む事も言わないし認知もしてもらわないと。

あと戸籍に父親の名前を残したくなかった。

子供が大きくなった時に会いたいと言われても

嫌だったしもしその人に家庭があったら

私が勝手に決めた事で迷惑をかける。とも思ったから。

だから私は、未婚で認知しないで産むと決めた。


徐々にお腹が大きくなるにつれ

過去の私から徐々に考え方も生き方も

少しずつ変わっていった。

孤独になることもあったし

周りの子と比べることもあった。

けどこの子に会いたいから

この子を育てると決めたんだ!

と心に強く言い聞かせた。


続く。